※「ネタバレ注意」この先は「黙示録の四騎士(132話)」までのネタバレが多少含まれます。
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この記事の画像は前作「七つの大罪」のものです!
こんにちは!ヨネティです。
「七つの大罪」から読んでるけど
アーサーなんで敵になってんの?
アーサーの強さは?
アーサーと「七つの大罪」や「予言の騎士」その他の種族はどうなる?
など気になってる人もいるでしょう。
僕自身も「黙示録の四騎士」を始めて読んだ時は衝撃でしたね。
アーサー闇落ちしてるやん!
どうしてくれんねん!鈴木先生
なんて…
私も気になる!
アーサー昔みたいに好青年になってほしいな…
今回は七つの大罪の時代から存在するアーサーについて考察していきたいと思います。
七つの大罪完結後、アーサーはメリオダスに豊かな国を築くと誓いました。
その後マーリンとともに新たなキャメロットの建国に出発しました。
その誓い通り、彼は繁栄した国家を確立したようです。
しかし、アーサーは「七つの大罪」時代の好青年ではなく、他種族を根絶やしにし人間だけの世界を作ろうと闇落ち状態に陥ってしまいます。
人間の世界を作るのは良いとしても、そうなるとメリオダスなど七つの大罪は敵になります。
では、
- なぜアーサーは敵となったのでしょうか?
- アーサーは闇に落ちたのか?
- 本当に強いのか?
「七つの大罪」を楽しんだ人たちは、疑問に思っていることでしょう。
この記事では、アーサーが敵になり、闇落ち状態に陥った理由について説明します。
【結論】光よりも闇の力が強くなった
アーサーが闇落ちしてしまったのは、単純に光よりも闇に支配されたからだと思います。
恐らくですが理由はキャメロットが陥落し、国民を多く失ったのが原因でしょう。
キャメロットの国民(民)を多く失い、闇に支配されってしまった可能性があります。
「七つの大罪」の最後の方でアーサー次第で闇にも光にもなり得ることも、話されていましたね。
混沌の力そのものが魔神族の闇と女神続の光りをはるかに凌駕していると、いうことも「七つの大罪」でわかっています。
実際に「七つの大罪」で混沌の魔力を手に入れたアーサーは、メリオダスが敵と勘違い闇の力で攻撃しようとしています。
逆にキャス(キャス・パーリーグ)戦では、光の力で戦っています。
恐らくですがアーサーは闇に支配され光の力が弱くなった結果、闇落ちしたと考えられるでしょう。
しかし、上記のことから本当の敵はアーサーではなく、混沌そのものでは無いか?
と僕は考えています。
アーサーが闇に落ちた理由
アーサーが闇に落ちていくことについての潜在的に考えられる描写がいくつかあります。
結論で光よりも闇の力が強くなったため、闇落ちしたと書きました。
あくまで僕の考察ですが、アーサーが光よりも闇が強く変わってしまった原因について話していきます。
理由1. キャメロットが破壊され、多くの国民(民)の命が失われたため
闇落ちした一つの理由は、キャメロットの陥落し多くの人々の命を失ったからです。
アーサーが統治していたキャメロットと呼ばれる国は、メリオダスの弟であるゼルドリスによって征服され魔神の住処と化しました。
その結果メリオダスや七つの大罪、十戒を含めた魔人や魔神王との激闘の場所はキャメロットそのものです。
この聖戦でキャメロットは陥落し、生き残った人もいたが多数の人々が死亡しました。
民のため、国のためを尽くしてきたアーサーにとっては絶望だったでしょう。
理由2.人間以外の種族に対する敵意のため
もう一つの理由はアーサーが人間以外の種族に対して憤りを抱いたことです。
「七つの大罪」ではアーサーは他種族に対して特に恨みを抱いておらず、普通に接していました。
それどころか「七つの大罪」のメンバーは、憧れであり尊敬すらしていました。
しかし、聖戦の戦いでは多くの種族が負傷や死者すら出しています。
その大きな代償は最も人間が支払ったと言えます。
人間は強大な巨人、妖精、悪魔、女神とは異なり、傷つきやすいため最も命を失ったと言えるでしょう。
それに対して、アーサーはそれに耐えることができませんでした。
僕の想像ですが、アーサーは人間より強い種を排除することが人間を守る唯一の方法であると確信してる可能性があります。
もちろん、キャメロットの人々をたくさん奪った他種族も許せなかったのでしょう!
その後アーサーは混沌の闇の深みに落ちていき、人々に故人に会わせることを約束し、キャメロットにつれてきたのではないかと予想します。
「永遠のキャメロット(今のキャメロット)」がどういう場所かは分かりませんが、過去に死んだ人やいるはずの無い大切な人などに会える場所かもしれません。
ジェリコが
自分だけを愛してくれるランスロットがいる
と言ってました。
もしかしたら、捕虜の妖精族(アーサーの隣にいたマーリン)みたいに、混沌の力でだましている可能性もあります。
理由3.マーリンの不在
マーリンの不在がアーサーの闇をコントロールできなくなった理由ではないでしょうか?
メリオダスたちと別れた後、アーサーがキャメロット建国のために旅立ち、マーリンもアーサーとともに理想郷の建国に協力していました。
しかし「黙示録の四騎士」の時代には、アーサーの近くにマーリンはいませんでした。
アーサーの隣にいたのは、妖精の捕虜でマーリンに仕立てていただけです。
ギネヴィアによれば、「マーリンの気持ちを自分のものにできなかった」とのことです。
そのためマーリンがアーサーのやろうとしていることに反対していたと予想できます。
マーリンは何度も説得を試みたにもかかわらず、アーサーは考えを曲げなかったため、キャメロットを離れることになったと考えられます。
ギネヴィアが偽マーリンを幻と言ったとき、アーサーは激怒し妖精の捕虜を殺しました。
アーサーはマーリンが自分の考えを理解してくれるだろうと信じていましたが、結局理解されることはなかったのではないでしょうか?
その結果アーサーはマーリンに裏切られた思い、闇落ちの状態に陥った可能性が高いです。
しかし、僕の予想ではマーリンは裏切っておらず、アーサーを元に戻す手段を探していると考えています。
もしくは、混沌を吸収しようとしてるのかも…
詳しくはこちらに書きました。
理由4.国民(民)の期待がプレッシャーになり自分に対する怒り
アーサーは過去に伝説の剣エクスカリバーに選ばれ、若くして多くの人々から信頼を得ていました。
また民のために積極的に活動し、まるで君主のような崇敬を集めています。
つまりそれがアーサーのプレッシャーになり、期待に答えられなかった自分に怒りを感じている可能性があります。
アーサーは自分の民に対する深い愛情ゆえに、彼らの苦しみを目の当たりにして激しい怒りと悲しみを経験します。
先程も話したように大切な宝と思っていた民が、聖戦により失いました。
民は自分にとって希望でしたが、逆にそれを守るためにプレッシャーがあり、民が聖戦で失われた瞬間に守れなかった自分に対する怒りを感じ闇落ちした可能性が高いです。
実際に「黙示録の四騎士」でのリオネス戦で、ランスロットがアーサーに「七つの大罪」時代にキャスに喰われて義手に対して
なぜ右手は混沌の力を使って治さず、義手のままなんだ(ランスロット)?
これは自らの甘さと弱さに対する戒めさ(アーサー)
と言ってます。
自分に対してのプレッシャーと責任感により、怒りを感じ闇落ちした可能性があります。
アーサーは作中(七つの大罪では)誰よりも真面目で誠実です。
その為、自分を追い込み自分を許せなかったのでしょう…
「黙示録の四騎士」アーサーが最後どうなるのか予測(考察)
将来的にはアーサーがどうなるのか?
気になってる人も多いですね。
ここではあくまでも僕の考察ですが話していきましょう!
アーサーに光が戻る
アーサーが怒りや、悲しみといったネガティブ感情を手放し、自分の感情の民に対する本当の愛に目覚めればすべての問題は解決されます。
そうすれば「黙示録の四騎士」や「七つの大罪」と戦う理由はないでしょう。
現在、アーサーは混沌の力に圧倒されています。
恐らくですがアーサーを混沌から救うため「黙示録の四騎士」と「七つの大罪」が、アーサー(混沌)に戦いを繰り広げるのがストーリーの中心となります。
アーサーを混沌から救うことが目的の場合、新たな敵が出現して戦う可能性があります。
または、キャスのような新たな混沌関係の存在が出現し、戦う可能性があります。
「七つの大罪」的な流れで言うと善(黙示録の四騎士)と悪(アーサー)が手を取り第三の勢力を倒す流れですね。
- アーサー
- 七つの大罪
- 黙示録の四騎士
が力を合わせてもっと強力な敵を打ち破れば、物語は関係者全員にとって最高に幸せな結末となるでしょう。
鈴木氏は原作のアーサー王物語に大変思い入れがあるようで、「七つの大罪」は「黙示録の四騎士」の物語の前日譚と断言しています。
僕の個人的な考察ではアーサーが最終的に味方で好青年に戻り、一緒に戦うのでは考えています。
そうであればアーサーがブリタニアの有力な希望となるというマーリンの予言は当たることになります。
5種族間の壁は消滅すると予想
「七つの大罪」のアニメの冒頭ナレーションで
いまだ人と、人ならざるものの世界が、分かたれてはいなかった古の物語。
https://www.tv-tokyo.co.jp/anime/7-taizai/story/
と言ってます。
このナレーションから考えられるのは、僕の考察ですがおそらくアーサーや他の4種族が協力して混沌の本体(ソールズベリーの泉と予想)そのものを消滅されると言うものです。
アーサーはの混乱の力と4種族は力を使い果たし、種族の壁を解消し最終的には全員が平和に暮らせるのではないかと思います。
言い換えれば人類以外の存在が消滅し、混沌も消滅し他種族も人間になって真の人間だけの世界が訪れるのでは無いでしょうか?
ただし、これだと他の種族が納得するかは不明ですが、力を使い果たしすべて解決するのはあり得るかもしれません。
「七つの大罪」でもメリオダスは自分が目覚めた魔神王(超える)の力を、父である魔神王(戒禁)の力にぶつけ消滅させました。
それと同じで混沌(本体)に混沌(アーサーの力)や4種族の力をぶつけ消滅させるのではないかと考えています。
アーサーは間違いなく強い
アーサーは恐らくですが、「七つの大罪」が束になっても勝てないと考えています。
まず、メリオダスが「予言の騎士」を集めていること。
これに関しては、「七つの大罪」が国々の王や王女という諸事情もあると思います。
しかし、129話でギネヴィアが「未来視(カレイドスコープ)」で、「七つの大罪」は全滅しアーサーに負けている未来を見ています。
もしかしたら未来は変わる可能性やゴウセルがアーサーに幻をかけ、勝ったと勘違いいしている場面をギネヴィアが見ている可能性もあります。
ですが、「七つの大罪」でアーサーが混沌の王になった時にメリオダスが
今度こそブリタニアが地獄になるぞ!
と言っています。
少なくても魔神王よりも脅威になる可能性がありますね。
僕の予想では今のところは、「黙示録の四騎士」最強はアーサーでは無いかと思ってます。
詳しいキャラのランキングはこちら
【まとめ】アーサーは元に戻る可能性がある
「七つの大罪」の流れから考えて、アーサーは元の好青年に戻る可能性はあります。
「七つの大罪」ではメリオダスも闇落ちしましたよね?
それと同じでアーサーの感情が混沌の闇の力により支配されている可能性が有ります。
「七つの大罪」では最終的にメリオダスが感情を取り戻し真の魔力(魔神王を超える魔力)を、魔神王(戒禁)にぶつけ消滅させました。
混沌は恐らくですが戒禁の比にならないくらいの魔力を持っているので、混沌&4種族の魔力で混沌(本体)を消滅させるのでは無いでしょうか?
あくまでも僕の考察ですがそう考えています